院外処方への切り替えのご案内

2023年10月03日

当院では患者様の利便性を重視して、開業時から院内処方を行って参りました。しかし昨今、薬剤の流通が悪くなり、安定した薬の処方が困難となって参りました。また昨今、新しい薬も次々と開発され、薬の服薬指導も十分でないことから、患者様の安全性を第一に考慮した場合、薬剤師とのダブルチェックが必要不可欠と考えました。

そのような状況から当院では、厚生労働省が進める医薬分業の方針に伴い、苦渋の決断ではありますが、令和6年1月1日より原則として「院内処方」から「院外処方」に切り替えます。

これまでお薬は院内の窓口でお渡ししておりましたが、院外処方箋にて保険薬局でのお受け取りに変わります。お渡しする院外処方箋を院外の保険薬局へご提出し、お薬をお受け取り下さい。

尚、院外処方箋の効力は4日(土日・祝日を含む)であり、必ず期限内に処方を受けて下さい。一方で緊急性を伴い早急に服用が必要な薬剤、自費診療の薬剤に関しては院内処方を継続する見通しです。お手数をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

院外処方のメリット

  • かかりつけ薬局では他医療機関から処方された同じお薬の重複投与や、飲み合わせ、過去の副作用やアレルギーの有無などをチェック致します。
  • 薬剤師から、お薬について飲み方や保存の仕方などの十分な説明を受けられます。
  • 自宅や職場の近くなどの患者様ご自身に合う、かかりつけ薬局を選べます。
  • ジェネリック薬にも対応できます。
  • 当院での待ち時間が短くなります。
  • 代理の方の薬の受け取りも可能です。

*かかりつけ薬局とは:患者様が処方された全てのお薬を管理する薬局のことです。また、お薬は全国どこの保険(調剤)薬局でも受けられます。

*注意!! 婦人科特有の薬剤、ホルモン剤などを処方されている方は、最初は薬局での薬の取り寄せに時間がかかることが想像されますので、日数に余裕を持ってご来院下さい。